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公益社団法人 日本伝熱学会 北陸信越支部のホームページ

支部長あいさつGREETING

第30期(2026年度)〜第31期(2027年度)支部長
     永井 二郎(福井大学)


 2026(令和8)年度第30期の日本伝熱学会北陸信越支部長に就任しました永井です。副支部長の公立小松大学の大西先生と長岡技術科学大学の山田先生をはじめ、各県幹事・監事・広報の先生方と一緒に支部運営に努めます。

 伝熱学会の前身にあたる伝熱研究会に入会したのが1990年、その後1993年に福井大学に着任して、北陸信越支部の一員となりました。その当時は、私がたずさわっていた沸騰伝熱の研究者は支部内にはごく少数でした。そのため、伝熱シンポジウムや機械学会等の全国大会や国際会議と比べて、支部セミナーでの発表や議論に物足りなさを正直感じていました。でも40歳代になって以降、切実に思います。支部セミナーにて、幅広い分野の研究者の発表をきき議論することの面白さや重要さを。伝熱シンポ等で研究テーマが近い者同士の情報・意見交換ももちろん大切なことは変わりありませんが、研究者・教育者としてそれだけではだめで、少しは関連する分野の研究成果や背景などを知ることが、こんなに面白く重要であることを気付かせてくれたのは、本支部のセミナーでした。遠い昔に、支部を設立しようと企画した先輩達は、こういうことを意図したのではないかと推察しています。

 もう1つ本支部から受けた恩恵を紹介します。それは「仲間」です。毎年のように、日帰りの春季セミナーと1泊の秋季セミナーに参加すると、支部内の主だった方達と親しくなれます。伝熱シンポ等では別セッション(別部屋)にいる研究者と、時には会場で議論し、時には懇親会でお酒を飲みながら楽しく過ごすことで、一体感というか「仲間」意識が生まれてきます。これも本支部のよいところで伝統になっていると思います。
 以前からの本支部の課題としては、企業からの参加者がなかなか増えないことが挙げられます。伝熱が深く関与する企業がそれほど多くないため致し方ない点もありますが、ただ意外なところで伝熱が関わる現場・業界があります。少しずつの取り組みになろうかと思いますが、企業参加者を増やしていく工夫を考えていきたいと思います。

 支部会員皆様の研究活動がより進展しますよう、心から願っております。




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