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公益社団法人 日本伝熱学会 北陸信越支部のホームページ

支部長あいさつGREETING

第24期(2020年度)支部長  太田 淳一(福井大学)


 私が伝熱研究会に入会したのは1980年1月(大学院生の修士1年のとき)で、指導教授から勧められたためである。1980年に金沢市のホテルで開催された伝熱シンポジウムにはじめて参加した。そのシンポジウムでは、数人の著名な先生方が一番前の席に座られて、激しい質疑討論が行われているのを目の当たりにした。その後、伝熱研究会は日本伝熱学会に名称変更したが、他の学会と比べて、刺激的で私が研究を進める源となっている。さらに、支部の春季や秋季セミナーに参加して、支部の先生方や企業の会員の方から「直接」声をかけていただき刺激を受けてきた。それで、私はこの学会や学会支部によって育てていただいたといって過言ではないと思っている。

 現在、縁があって最初にシンポジウムに参加した北陸信越支部の福井大学に勤務している。この支部の金沢で2020年6月に伝熱シンポジウムが開催されることになっていた。ところが、新型コロナウイルス(COVID-19)の流行のために、それが中止に追い込まれた。北陸信越支部としては非常に残念なことと考えている。その新型コロナウイルスが2020年1月下旬から2月上旬に日本で流行の兆しがあった。あっという間に流行が世界中に広がった。その時点で、現在の社会の変化が予想できなかった。新型コロナウイルスの流行により、社会が新型コロナウイルス前と新型コロナウイルス後においてあたかも不連続的に変化したかのように見える。

 ところで、私より上の年代の方は、高度経済成長、オイルショック、バブル崩壊、リーマンショック、東北大震災などの大きな出来事を経験してきている。結果として、新型コロナウイルスは、それらと質的に異なり、それら超える出来事のように思われる。今まで経験したことがない社会現象が次々と起こる。例えば、マスク不足、全国的な学校の休校、日本全体の非常事態宣言、休業要請、在宅勤務、全国民への給付金、休業補償金、等々。さらに、大学の会議がWeb会議に、講義が遠隔講義になった。本支部も同様に影響を受けている。秋季セミナーについて役員会案ではWeb開催予定、役員会はWeb会議、総会はメール審議で、すべてが従来通りできなくなった。春季セミナーは中止になったが、インターネットにより、パソコンの画面を通して「間接的」に、役員会(Web会議)を行うことができた。

 支部役員会はWeb会議、支部講演会もWeb開催となると、日本中どこに住んでいても会議ができ、講演会ができる。(これからWebによる講演会の経験を積んでいけばその問題点が分かってくるだろうし、改善されるだろう。) そうすると支部活動はとは何かと改めて考えてしまう。新型コロナウイルスは、ワクチンが承認され普及すれれば、他のインフルエンザと同様な状態になるだろう。しかし、北陸信越支部は従来の支部活動に戻れないと予想される。Positiveに考えれば、支部活動は「間接的」なインターネットによる活動と比較的近隣のために「直接的」に集まる活動の長所が融合した、より新しい形に発展していくだろう。そのために少しでもお役に立てればと考えている。



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