公益社団法人 日本伝熱学会 / The Heat Transfer Society of Japan

日本伝熱学会特定推進研究

掲載日:2015年6月11日

特定推進研究課題について

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1. はじめに

日本伝熱学会は2011年に創立50周年を迎え,第48回(岡山)から第49回日本伝熱シンポジウム(富山)までの1年間にわたり,創立50周年事業が実施されました.50年を総括するための特別行事あるいは新事業の立ち上げなどが企画され,伝熱シンポジウム,記念式典,国際賞The Nukiyama Memorial Awardの新設,記念出版,国際会議,伝熱セミナーなど様々な記念事業が遂行され大きな成果を挙げたことは,記憶に新しいところです.同時に,第50期笠木伸英会長から,本学会の節目として,次の50年に向けた本会の将来構想が諮問され,将来検討委員会から答申が提出されました[1].答申の提言に基づき,今第51期に設置された本特定推進研究企画委員会が現在活動を行っています.ここでは特定推進研究課題の企画に関する途中経過を報告いたします.

参考文献:[1] 笠木伸英,将来検討委員会からの答申を受けて,伝熱,51-216(2012),3-11.

2. 特定推進研究課題について

特定推進研究課題の目的を表1に示しました.各課題はその特性に基づき,(1) – (7) の項目のうちからいくつかの項目を目的として選択することが可能ですが,特に(5)項を共通的な基本事項としています.本学会から公的なファンディング機関・組織へ研究シーズを発信し,社会的に重要な研究課題を成立させてゆくことが,本学会から外部へのつながりを強め,また伝熱研究による社会への貢献を進めていくために重要と考えています.
昨年8月と11月に公募しましたが,現在のところ検討を進めてきた本委員会(表2)の委員からの提案を主体とする4つの特定推進研究課題が決定されました.本委員会では,さらに研究課題について検討を進めておりますが,会員の皆様の積極的な参加が不可欠です.要項および申請書は学会ウェブに掲載されていますので,皆様の提案をお待ちしております.

表1 特定推進研究課題の目的
 

 

表2 特定推進研究企画委員会構成
 

委員長  花村 克悟 (東京工業大学)
幹事  津島 将司 (大阪大学)
委員  飯山 明裕 (山梨大学)
 加藤 之貴 (東京工業大学)
 黒坂 俊雄 (神鋼リサーチ)
 塩見 淳一郎 (東京大学)
 鹿園 直毅 (東京大学)
 高田 保之 (九州大学)
 高松 洋 (九州大学)
 中別府 修 (明治大学)
 円山 重直 (東北大学)
 宗像 鉄雄 (産業総合技術研究所)
 吉田 英生 (京都大学)
オブザーバー  門出 政則 (佐賀大学)
 宇高 義郎 (天津大学・玉川大学)
 小澤 守 (関西大学)
 藤岡 惠子 (ファンクショナル・フルイッド)
 店橋 護 (東京工業大学)
 髙橋 厚史 (九州大学)

3. 特定推進研究課題の概要

「気候モデルにおける重要要素に関する基礎的検討と非専門家への翻訳,さらにその予測精度の評価に向けた検討会」

「次世代鉄鋼材料創製技術の研究」

「将来世代コンピュータのための超長マイクロチャンネル冷却」

「熱エネルギーシステムのための化学蓄熱の高出力密度化」

4. 終了課題の概要報告

「伝熱工学が作る医療機器の新展開」

「ナノスケール伝熱機能発現とその応用への展望」

「波長選択ふく射輸送とエネルギー変換」

「エネルギー極限利用のための大フラックス輸送ダイナミクス」

5. 特定推進研究特別セッション (日本伝熱シンポジウム)

特定推進研究特別セッション 2015

特定推進研究特別セッション 2014